令和7年11月5日(水)、奥出雲消防署は島根県防災航空隊と合同で、山岳救助、山林火災を想定した連携訓練を実施しました。

 本訓練は、防災航空隊と消防職員が連携し、迅速で的確な救助・消火活動を行うための技術向上と関係機関の連携強化を目的としています。

 訓練は、岩伏山山中で遭難者を発見したという想定で開始しました。消防職員の防災ヘリコプターへの搭乗、降下、木を揺らしたり、無線機やライトを使用して防災ヘリコプターへ遭難者の位置を伝える誘導など実践的な環境で実施しました。

 また、山林火災を想定した空中消火訓練も行いました。防災ヘリコプターのバケットに消防隊が給水し、散水方法及び散水場所を消防側で指示し防災航空隊による空中消火を実施しました。防災航空隊との連携、ホバリング下での給水活動や機体周辺の安全確保など、細部にわたる手順を確認しました。

 今回の訓練を通じて、山岳救助や空中消火といった高度な活動において、防災航空隊と消防隊が円滑に連携するための知識や技術を再確認することができました。

 奥出雲消防署では、地域住民の安心・安全を守るため、今後も関係機関との協力体制強化と実践的訓練を継続的に努めてまいります。

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