このたび、昭和37年から運営してきた、し尿処理施設「雲南クリーンセンター」を公共下水道・汚泥共同処理施設「雲南クリーンセンター」としてリニューアルし、平成29年8月19日に完成記念式典を行いました。
 これまで運用してきたし尿処理場は、平成3年から稼働しているため老朽化が著しく施設の更新の必要がありました。


 近年、下水道の普及によりし尿の量が減少、代わって下水汚泥の発生量は増加している状況から、下水汚泥を主として、し尿、浄化槽汚泥、農業集落排水汚泥を一体的に処理する汚泥共同処理施設として計画し、国土交通省の下水道事業・汚水処理施設共同整備事業(MICS)によって整備しました。
 今回整備した公共下水道は、国内初の汚泥処理のみを行う下水道であり、これからの下水道整備において、有力な整備方法としてその先駆けとなることが期待されます。


雲南クリーンセンターが完成しました